結晶の花大阪グループ展　出展作品１：「My treasure」

たにがわりさです。

「結晶の花　大阪グループ展」の出展作品について紹介。
まず１点目の作品です。
ご希望の方がいらっしゃれば、販売もさせて頂いています。

>>2枚目の作品（いのちのよろこび）の紹介はこちら。

実は初めての試み。

描くときはたくさんの想いと向かい合いながら紡いでいくのですが、
私自身、描いた作品についてあまり語りません。

私の言葉よりも作品の方がはるかに雄弁。
だから、見たままを感じる方がストレートに伝わると思っているのが理由で
ブログではわりとさらっと書くことの方が多いんです。

でも、想いはあるはずなのに
何も言わないことが多くあるということは
作品に対する愛に欠けてしまうのかしらとふと思いまして。
今回はいつもより多めに語ってみます。

「My treasure」　３０cm角サイズ（立体額）

作品の構想を思い浮かべる

普段描く時間が取れない時期。
だからこそ、今だから描ける作品を描こう。

今回の作品のアイディアが浮かんできたのは４月。
２作品の構想が頭にあって。
しかも、「立体額でハートを飾ろう」とはっきりと写真化できていました。

こんなにはっきり見えるイメージは私の中でもかなり珍しくてね、
早く取り掛かりたいという気持ちでいっぱい。

でも、残念ながら‥

４月は一時保育がお休みだったり、発熱だったりと
私自身が作品に没頭できる時間というのがなかなか取れず。

そんな状況もあって、
無理せず描けなかったら今までのお気に入りを出そう。
「出せたらいいかな」という軽いノリではじめたのが４月後半。

いざ作品製作

かわいい作品を描きたいなと思って、題材に選んだのはフェアリー。

表情のモデルは娘。
当初は架空の人にしようと思ったんですが、
今の時期だから残せるものにしたいと素直な気持ちのままに。

ふしぎとやさしい気持ちで筆ならぬ指が進みました。
色彩も心なしかやわらかい表現に。

髪飾りを飾ってたり、風景を彩ったり。
パステル、色鉛筆で色を伸ばしていく感覚は久しぶりだったんだけど
私にとっては心地よさをいっぱい感じる瞬間。

ある程度、描けた段階で紙の切り離し。
どんなハートにするかは実物大の型紙を作って、下書き。
線に沿って、カッターで切るのが一発勝負の瞬間。

４月末にここまで完成。

期間を数日開けて、装飾。

少し前にカッティングマシンの買い替えをしまして‥
購入先の方に色々相談に乗っていただいていました。
その時に「ゴールドで形どるのもオススメ」と教えてくだったのをきっかけに
詳細なイメージが浮かんできました。

透ける素材、金色の素材を組み合わせてみたら
「ハートが生きる」見せ方ができそうと心躍らせながら。

買い替え直後だったので
時間をかけて試行錯誤しながら
羽、枠、レース、葉っぱと１つ１つのパーツを作りました。
「こんなこともできるんだ！」学びながらの楽しい時。

作品と組み合わせてみた最終形。

想いの一つが作品という形にできて幸せな時間でした。

モデルを変えながら
「今をカタチに残す」作品たちを増やしていくのもきっと楽しいだろうなと
これから描きたいものの気づきもあった作品です。
オーダーの形もやってみたいことの一つになりそうです。

会場に着いたら是非、間近でご覧くださいね。

結晶の花 大阪グループ展のご案内

結晶の花　大阪グループ展については
グループ展のサイトで随時お知らせしております。
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