たにがわりさです。
「結晶の花 大阪グループ展」の出展作品について紹介。
続いては2枚目の紹介です。
ご希望の方がいらっしゃれば、販売もさせて頂いています。
出展作品2:いのちのよろこび 三々(606×455)
1枚目はギフトBOXのようなトリッキーな作品だったので、
2枚目は王道を描いてみたかったのです。
絵自体の大きさはB3サイズ。
額に入れた大きさは三々(606×455)で
普段のパステルアートサイズの何倍もある大きさです。
「え~~っ?私のが一番大きかったん?!」と
写真を見て、実はかなり冷や汗気味でした…(苦笑)
できあがりまでの制作過程
作品の構想〜製作準備
作品のイメージ自体は4月に浮かんでいました。
大きく広げた翼と、地球、宇宙。
自由に生きるよろこびを画面いっぱいに描こう!
ある程度の大きさが欲しかったので、
B3サイズのイラストボードを4月中旬に準備。
塗ったり消したりで力を多少かけてもいいように
画用紙に厚紙を貼り合わせているイラストボードをチョイス。
4月下旬に描きはじめようと思っていたのですが、
家族内で風邪をひいてしまって、
私自身もひどい喉風邪でゴールデンウィーク中はダウンしていました。
いざ制作開始!!
ようやく復活できたのは5月。
描けるところまでは描いてみて
間に合わないそうなかったら別の作品を出そうと思っていました。
前ならば多少無理しても時間を取れるけど
今はどうなるかスケジュールが読めないので
無謀な挑戦かもしれないなと思いつつ。
まずは水の星に咲く花のイメージから。
大きなサイズに描くのは
私の中でしばらく封印してたけど
自由に描ける空間を見るとやっぱり心躍ってしまう。
普段は抑えているけど、スイッチを入れた途端
湧き出るエネルギーにびっくりしながら
夜と朝の時間帯に描き進めて行きました。
次に背景の色塗り
はじめは指先で。
広いキャンパスの上に色を広げていくのが楽しくて、
ついつい童心に戻って、手全体にパステルをつけて塗るまでに。
この工程が、あぁ、すごく楽しかった!!!
「後悔なし」って言えるくらいに
画用紙いっぱいに広がる色が気持ちよくて。
なんだか一つ枠を飛び出したよう。
色は複数のパステルを組み合わせで。
色が引っかかりやすいハードパステルをメインに
軽く色が伸びるソフトパステルはパンチを効かせたい場所に。
続いて描き込みの過程
いつものサイズとは違う
大きなサイズを描くには思い切りが必要。
迷わずに進むときもあるし、
何をどの場所にどんな距離を配置していこうか
わからなくなって迷っていると
全く描けずに時間だけが過ぎていく。
大きさが違うだけなのに、
無心で描けたり、
内面と向かいあう時間が多く、
久しぶりに感じる感覚が心地よかったりするんです。
今の自分のまま、できることをやろう。
「最終的に調和がとれたらそれでよし!」と
一心不乱に描き続けました。
ちなみにこの時点で送付予定の1日前。
いつもの事ながら、かなりギリギリです(笑)
いよいよ仕上げ!
あとは翼を増やしたり、
水玉の動きや、光を加えたりして仕上げをして
送付予定当日の真夜中に出来上がり。
出来上がった作品を見て、
「最終的にまとめることができてよかった」と
達成感と安堵感でいっぱいに。
あとは額に入れて完成。
いや〜、朝と夜の時間しか使えないから
間に合うかかなりドキドキでした。
ギリギリまで待ってくださって感謝です。
最後に。この作品に込めた思い
希望、葛藤も持ちつつ、
自分の中の花を咲かせ、
自由に世界を羽ばたいていける。
1つ1つがいのちのよろこび。
頂いた結晶の花の種から今の自分が精一杯を表現してみました。
こうして表現できる感謝と敬意を込めて。
カメラではうまく撮りきれない大きさなので
原画は会場でご覧いただけるとうれしいです。
結晶の花 大阪グループ展のご案内
結晶の花 大阪グループ展については
グループ展のサイトで随時お知らせしております。
バナーまたはQRコードからどうぞ!
活動再開予定が立ちましたら、お知らせします。