たにがわりさです。
4月に2代目のカッティングマシンを導入しました。
「どんな感じで選んだの?」とご質問いただくこともありまして
今回、私のカッティングマシン購入についてお話ししますね。
そもそもカッティングマシンって?
まずカッティングマシンは
自分で作成した文字やデザインのデータを電動カッターでカットする機械です。
ステッカーシート、アイロンプリントシート、紙など色々な素材をカットできます。
詳しくはこちらをどうぞ!
私の使用用途
私は主にパステルアートのテンプレート作りに使っています。
手で切っていくよりもキレイに切り抜くことができ、
データさえ作っておけば、
同じテンプレートを繰り返し作れるところが重宝しています。
クリアファイル素材で作るのが主流ですが
私は使いこごちを重視して、
紙に近い感触&薄さを持つ素材をテンプレートにしてます。
(何を使っているのかは基礎講座でお伝えしています♪)
1代目の機種と買い替えを考えた理由
私が1代目に使った機種はシルエットカメオ2。
2015年に購入しました。
値段はエントリー機種ということもあり手ごろで、
データも付属のソフトで簡単に作れるのがうれしい点でした。
ところが何度か使っているうちに
カットの時間やカット失敗のロスが
だんだん気にかかるようになってきて…。
1シートだけだったら
「ま、いっか」と思うところなんだけど
10、20シートと繰り返すとだんだん悩ましい問題に。
「どうにかできないものかな‥」と
買い替えを検討し始めたのが今年です。
いよいよ買い替え。私の選んだ機種は?
今回の買い替えはユーロポートさまにお世話になりました。
はじめはシルエットカメオ3の予定でした。
ただそれなりの枚数を切る用途には
性能を少しあげたほうがいいのかもしれないと思い
カッティングマシン専門店ということもあり、
用途にあった機種を色々相談に乗ってもらいました。
<買い替えの時に重視したこと>
- カットの位置づれ、切り抜き不良を減らしたい。
- カットの時間を少しでも短くしたい。
- 刃出しや速度の設定が手軽にできる。
今回、最終候補に上がったのは2機種。
<私がいいなと思ったところ>
- 素材の厚みを感知して刃の出し量を自動設定ができる。
- パソコンを使わなくても原稿をスキャンしてカットができる。
- 価格帯がCE6000-40 Plusに比べて手に入れやすい。
<私が気になったところ>
- カッティングマットが専用のものしか使えない。
<私がいいなと思ったところ>
- プロ仕様の機種のため、カットスピード、カット圧、精度が高い。
- イラストレーターから直接カット指示が出せる。
<私が気になったところ>
- 性能と価格が似合ったものか?
- 刃の調整、各設定が手動なので、切るまでに時間がかかりそう。
この時点では「スキャンカット」が優勢だったのですが、
最後の決め手はテストカット。
素材とデータを送って、実際に試し切りをしていただいたのです。
精度を見ると一目瞭然でした…
薄型の素材ということもあり、
「スキャンカット」は少し破れが出るのがネックでした。
「CE6000-40 Plus」だと切り抜きがしっかりできていて、
最終的には後者を選びました。
クリアファイル素材だったらどちらも大丈夫だと思うので、
刃の自動調整ができ、パソコン要らずの
「スキャンカット」を迷わず選んでいたと思います。
試し切り大事ですね!!
実際に使ってみて 〜「CE6000-40 Plus」〜
届いた機種を見て、かなりゴツイのにびっくり!
「これは使いこなせるかな…」というのが第一印象でした。
設定など色々覚えることが多くてはじめは少し戸惑いました。
いざ、準備して使ってみると…
カットスピードの速さにびっくりしました。
ゆっくりの設定にもかかわらず、あっと言う間に出来上がり。
驚いたのは精度。
設定をしっかりすれば、ほぼミスなし。
前の機種がカット待ち後、
最後の最後でミスに何度も凹んだだけに
スピードアップできてうれしい!
イラストレーターが使えるので
より柔軟にテンプレートが作れそうで
私自身ワクワクしています。
そうそう、今までむずかしかった細かい模様も
自分で作ることができてうれしかったです。
この作品の模様はカッティングマシンで切りました。
色々できそうで時間を見つけて使ってみようと思います。
最後に
私の機種はややオーバースペックなのですが
カッティングマシンは使いこなせばとても便利です。
オリジナルのステンシル、型を作ってみたい方は
ユーロポートさまのように
切りたい素材とデータがあれば試し切りをしてくれるお店もあります。
はじめのハードルはちょっと高いかもしれないけど、
ぜひ試してみてくださいね。
活動再開予定が立ちましたら、お知らせします。