マイストーリー13：入院生活と心に再び火を灯したもの

たにがわりさです。

今回はリセット時期の心模様について書きます。

闘病中はしんどかったけど、自分と向かい合う時間。
見えてきたことは自分のエネルギーには限りがあるということ。
だから「パステルを一度手放そう」と考えてました。

現在に至るまでのマイストーリー
その13です。

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マイストーリー１：子供時代〜絵に興味を持つまで。
マイストーリー２：進学先選択〜パソコンとの出会い
マイストーリー３：七転び八起きの就活〜社会人時代
マイストーリー４：心と身体の挫折とパステルとの出会い
マイストーリー５：パステルの一歩と心の癒しの時間
マイストーリー６：パステルの先生の勉強、その後。
マイストーリー７：迷いブレのち作品展示活動へ
マイストーリー８：パステルの学び転じて人とをつなぐ場作りへ
マイストーリー９：人見知りの私を変えたパステル講師活動
マイストーリー１０：私の花を見つけ、咲かせる〜結晶の花〜
マイストーリー１１：ついに見つけた私の表現「アクアパステル」誕生
マイストーリー１２：心と体の挫折　〜2度目の入院〜

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マイストーリー13：入院生活と心に再び火を灯したもの

まさかの２度目の入院！

入院先に向かい、再度の診察、入院手続き。
その間に各方面への連絡と「せめてもの責任」の仕事の引き継ぎ。

一通り終わると病室に車椅子で案内され、点滴。
一息つくとガクンと息苦しさが襲ってきました。

きっと気が張ってただけで状態はよくなかった。

「入院はどのくらいの期間ですか？」と先生に聞くと
今の状態なら１〜２週間はかかるとのこと。
その時はそうかって思ったけど、
ショックが大きすぎて理解が追いついていなかったのかもしれません。

　
辛かったのはこの後。

夜を迎え、横になると咳が続いて眠れない症状は相変わらず。
当たり前だった呼吸自体が難しくなって。
ベットを立てて朝を待つ、そんな日が続きました。

症状の強い時ってどうしてもネガティブに引っ張られるけど・・・

初めて私の命の時間というのを意識して。

今ここで終わってしまったら、
ああ、きっと私は後悔する。
それなら私が本当にやりたいことって何だろう。

静かな夜の闘病中の時間、
はじめて自分と向かい合うことができたんだと思います。

　
少しずつ症状も落ち着き
ゆっくり眠れるようになり
できることも少しずつ増えていって
「普通に動けること」がとても嬉しくて。

それならできるうちに色々やろうってそう思えるようになりました。
普段気づかないけど、動けること自体が喜びなんだって気付けたから。
そして、７月に無事退院の日を迎えました。

実はこの入院中に夏の活動を持って、
パステル活動から手を引こうと考えていました。
「気持ちが空っぽのままでは動けない」と思っていたから。

７月、８月は遠くからパステルの先生をお招きすることになっていて
途中で倒れてしまったものの・・・
入院を知った色々な方にね、
助けてもらったり、あたたかい言葉をかけてくださり
無事開催することができました！

　
実際にお会いした皆様から
一緒に描くことの楽しさだったり、
同じ時間、空間を共有出来る喜びだったり、
想いを自由に広げる強さだったり、
泣けるくらいのたくさんの愛を受け取りました。
　

ああ、これは続けたいな！
こうした人の繋がりってあたたかい。
だから、私は伝えていきたい。
私の心に再び火が灯った瞬間でもあります。

この時の人と人との繋がりのあたたかさは
今でも覚えていますし、
今後も大事にしていきたい。
私の想いの原点にしよう。
そう思っています。
　

もう一つ考えていたこともあって。
私の今持っているエネルギーには限りがある。
本気で叶えたいことがあるのなら、一点集中。
分散するのはもう卒業しよう。

何を手放すのか？
それが見えてきたのは仕事復帰をしてからしばらくたってのこと。

復帰の仕方ははじめは体調優先で徐々にペースを上げてという話にして、
私自身も迷惑をかけた分をしっかり取り戻そうとそう思っていました。

　
ところが次の仕事は・・・
隠れていた思いが見えてきて決定的になりました。

　
次回に続く。

　
最後までお読みいただき、ありがとうございます。